Googleは、電子メールサービスである「Gmail」のコードを構造的に大きく変更しており、その新バージョンを順次展開しつつある。ユーザーインタフェースに対する変更はきわめて些細なものであるため、気が付かない場合もあるかもしれない。しかし、今回のコード変更は、デザインや機能に対してより大きな改良が施されるだろうということを感じさせるものとなっている。
あなたのアカウントに今回のコード変更が反映されているかどうかは、画面上部に「older version」(旧バージョン)または「newer version」(新バージョン)というハイパーリンクが表示され、利用するバージョンを選択できるようになっているかどうかでわかる。
また、Gmailの動作が速くなったことに気付くかもしれない。改良後のGmailは現在表示されているビュー中のメッセージを、それらが選択される前に取得するようになったため、電子メールを開くと、ブラウザはサーバとやり取りを行うことなく、単にメッセージを表示するだけになった。
また、連絡先を管理するインタフェースも変更されており、連絡先データのフォーマットがより読みやすいものとなった。さらに、キーボードショートカットがいくつか追加されるとともに、特定のメッセージや電子メール検索のブックマークを作成することも可能になった。
しかし、今回のコード変更による弊害として、サードパーティーが提供している拡張機能が利用できなくなることもあり得るとGoogleは述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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