Appleは、「iPhone」向けのウェブアプリケーション204件のリストを作成した。これにより、ハッキングを嫌うユーザーに対し、選択肢を与えるのが狙いだ。
このリストは情報ウェブサイト「Daring Fireball」が発見したもので、Appleは「Facebook」をスタッフのおすすめとして紹介している。Steve Jobs氏は2007年6月、開発者向けにプレゼンテーションを行ったとき、開発者がiPhoneにネイティブにアクセスできなくてもアプリケーションを作成できる例としてFacebookアプリケーションを挙げていた。
ほとんどのiPhoneユーザーにとって、このリストは、自分のiPhoneに機能を追加したいという欲求を満たすものだ。たとえば、「Fandango」で映画チケットを注文できるし、「reQall」というアプリケーションでは、考えていることを口にするとテキストでメモしてくれる。また、iPhoneや「iPod touch」で「iTunes」ライブラリを遠隔から管理できるアプリケーション「Roami」もある。だが、私の感触では、リストにあるアプリケーションのいくつかは、頭数をそろえるために加えられたように見える。その例が、「Tip Calculator for iPhone」(すでにiPhone画面に計算機能はある)、「妊娠中に出産予定日と妊娠月を計算できる」という「The Wheel」、バーチャルでコイン投げができる「Coin Flip」などだ。
公正な目で見ると、リストにあるアプリケーションのほとんどが役に立つもののようだ。しかし、iPhone向けに作成されたネイティブアプリケーションとは違う。iPhoneが再度ロックが解除されたためネイティブアプリケーションが再び立ち上がって稼働するようになるだろう。だが現時点ではまだ無理だ。またEDGE方式も、そのようなことを実現するネットワークではない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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