「ウェブ魚拓」がリニューアル、著作権法で認められた「引用」サービスに

 アフィリティーは10月1日、ウェブページをキャッシュで保管するサービス「ウェブ魚拓」をリニューアルした。今後は日本の著作権法で認められた「引用」をウェブ上で仲介するサービスとして提供していくという。

 ウェブ魚拓は、指定されたインターネット上のウェブページを、キャッシュという形で保管するサービス。ウェブページは常に修正または削除される可能性があるが、それに対して証拠を残すことを目的としている。

 今回のリニューアルでは、今まで曖昧だった「引用」についての機能を著作権法第三十二条で定義されている内容に則って強化し、「その内容が」「そのURLで」「その日時に」公開されていたことの証拠として使うことができるようになった。

 リニューアルに合わせてトップページも刷新し、「インターネット上で今何が起こっているか」を手軽に追い掛けることができるよう、取得された魚拓へのアクセス数の高いものが1時間ごとに表示されるランキング機能を揃えた。また、「引用」したものをブログなどに手軽に貼り付けられる機能も追加している。

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