NASAは米国時間9月18日、Googleの「Moon」ウェブサイトに新しい月の画像を追加したと述べた。月の写真と共に、アポロの月面着陸に関する画像による情報が付加されている。
今回の追加は、ウェブプロジェクトを共同で実施することを目的に2006年12月に締結したSpace Act協定というNASAとGoogleの提携の一環である。例えばNASAは最近、衛星センサー「Landsat」から撮影した写真を「Google Earth」に追加している。
NASAによると、更新されたMoonサイトには、高解像度の月面地図や、パナロマ画像、オーディオおよびビデオクリップ、宇宙飛行士らの活動説明など、アポロ計画に関する追加コンテンツが掲載されているという。また同サイトには、「月面着陸をシミュレーションする人すべてに適した」月のさまざまな領域の詳細図が掲載されているとNASAは述べた。
NASAのエイムズ研究センターで戦略ビジネス開発担当ディレクターを務めるChris Kemp氏は声明で、「NASAの目的は、『Google Moon』がより正確で有用な月面地図プラットフォームとなり、『Google Maps』の上に築かれた多くのアプリケーションのように、今後のウェブベースの月に関するアプリケーションの基盤となることである」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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