ドコモ・システムズがモバイルコンテンツ事業に参入、第1弾はメールゲームブック

松田真理(マイカ)2007年09月05日 20時03分

 ドコモ・システムズは、モバイルコンテンツサービスの第1弾として、携帯電話を利用したメールによる新しい電子書籍サービス「誰からメール来たと思う?」の正式サービスを9月5日より開始した。会員登録は無料。

 誰からメール来たと思う?は、毎週1回届くメールマガジンに掲載された広告のURLをクリックすることでポイントを獲得し、メール配信されるストーリーを楽しむことができる。1つのストーリーを楽しむのに平均10ポイント必要で、広告をクリックするとやはり平均10ポイント獲得できる。配信されるストーリーには物語の流れを決める選択肢があり、ユーザー自らがそれを選ぶ。選択肢の決定はメールの返信によって行われ、複数の結末が用意されている。同じストーリーでも、別の結末を楽しむためには別途ポイントが必要となる。

 対応するキャリアは、一部機種を除いたNTTドコモ、auの携帯電話。女性をターゲットにした恋愛シミュレーション、若年層から大人まで楽しめる本格派ホラー、独創性溢れるファンタジーなどのラインナップを用意する。1週間に1〜2つのストーリーを追加していくという。年内に10万人の会員獲得を目標とする。同社では、「各種モバイルソリューションの開発、運営を通じて培われたドコモ・システムズのノウハウを生かし、信頼性の高いモバイルコンテンツサービスを構築した。これを皮切りに、今後も独創的かつ魅力的なモバイルコンテンツを展開する」としている。

誰からメール来たと思う? 「誰からメール来たと思う?」のサービスイメージ(提供:ドコモ・システムズ)

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