Boing Boingの共同編集者Cory Doctorow氏は2007年1月の出版カンファレンスで講演した際、「A Directory of Wonderful Things(面白いものを集めたディレクトリ)」であることを謳う人気ブログBoing Boingが、エントリに対するユーザーコメントを受け付けていないことを理由に「真のブログ」ではないと非難されるようになったことに触れた。当初雑誌として出発し1995年にオンライン化されたBoing Boingへのコメントは、トローリング問題が起こった数年前から機能がオフになっていた。
Boing Boingに批判的な人は、米国時間8月28日から実施したデザイン変更に合わせてコメント機能が復活したことについて、信じられない気持ちかもしれない。さらに、Gizmodoの元編集者Joel Johnson氏により、Boing Boing Gadgetsブログも追加された。
Boing Boingの共同編集者Mark Frauenfelder氏は8月28日のエントリで、近い将来新開発の機能がさらに登場することをほのめかしている。本物のブログネットワークへの改装に向けた、さらに画期的な企画が追加されるのだろうか?Boing Boingは、変わったできごとをカバーすることで有名で、スチームパンク文化、未確認生物、Disney(Doctorow氏が好む話題である)、クリエイティブコモンズ、珍ニュースなどの話題が中心で、びっくりするような話題が他にも数多くある。
Frauenfelder氏は「この大改装を可能にした、奇才の持ち主たちに感謝したい。そういった人たちが開発に関わり、Boing Boingのコードがもつれさせた数多くの混乱をときほぐし、精巧で高性能なシステムを作り上げた。その成果が強く輝いている」と書いている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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