NTTドコモ系のコンサルティング会社のドコモ・ドットコムは8月7日、「着信メロディ、着うたユーザー利用実態調査」の結果を公表した。
調査の結果、着信メロディの有料サイト利用者の31%が、利用について「増えた」と回答したのに対し、着うたフルおよび着うたの利用では、それぞれ、59%、42.4%が「増えた」と回答し、着うたや着うたフルの利用機会が増えていることが明らかになった。また、8割以上のユーザーが週に1回以上音楽再生機能を活用しており、通話着信、メール着信音として、8割前後がダウンロードした着信メロディや楽曲を設定していることがわかった。
その一方で、CDの購入枚数については30.8%が「減った」と回答し、「増えた」(8.7%)を大きく上回っている。音楽配信サービスでのダウンロード曲数は「増えた」(20.0%)が「減った」(12.0%)をやや上回り、やや増加傾向にあるという。
携帯電話を利用する中で、音楽の視聴はどの程度重要なのだろうか。携帯電話で利用している機能についての回答結果は「カメラ」(84.5%)がダントツの1位となった。次いで、「アラーム」(72.7%)、「iアプリ」(67.3%)、「赤外線通信」(61.5%)と続き、「音楽再生」(52.5%)は5位に入った。携帯メモリーオーディオプレーヤーの利用者は53.2%と半数を超え、特に16〜22歳では3分の2が利用しているという回答結果も出ており、音楽再生では携帯電話より利用する機会が多いようだ。調査は、2007年6月に全国在住の16歳以上のNTTドコモのFOMAユーザーのうち、iモード、または着うたフル、着うたサイトのいずれかを過去1カ月以内に利用してたことのある男女900名を対象に行われた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス