Curioは7月30日、ウェブブラウザ「Firefox」の拡張機能としてソーシャルブックマークを簡単に整理して管理できるツールを公開した。3000人限定のテスト期間を経て一般公開する。
ソーシャルブックマーク管理ツール「swimmie」を使うと、利用者はFirefoxでブックマークしているサイトをブラウザのサイドバーで管理できる。通常のブックマークと同様に簡単に操作することができ、公開と非公開も選択できる。また、ブックマークはフォルダではなくタグ(ブックマーク情報に付加するメタデータ)をつけて管理する。このため、1つのサイトに複数のタグを付加することもでき、ブックマークするサイトの関連付けをしやすい。
従来のソーシャルブックマークでは、ブックマークを見るためにウェブサイトを開く必要があったが、swimmieを利用することで、より簡単にブックマークを利用できるようになるという。
公開したブックマーク情報は、他の利用者の登録状況と連動し、利用者の興味に合わせて「おすすめサイト」として表示される。
今後は「はてなブックマーク」や「del.icio.us」のサービスへの対応など機能追加を行い、半年間で10万人の利用を目指す。
swimmieは、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「中小ITベンチャー支援事業」に採択されたプロジェクトとして、IPAがソフトウェア開発費と事業化に必要な経費の一部を支援。Curioが事業責任者となって開発した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス