ウェブ検索大手のGoogleは米国時間7月20日、米連邦通信委員会(FCC)が開催する700MHz帯の周波数割り当てオークションに参加し、最低入札額の46億ドルを支払う意向を表明した。
ただし、Googleの参加には条件がある。同社はFCCに、最終的な落札者が誰になるかに関わらず、ライセンス発行条件に関する4件の提案すべてを承認するよう求めている。
GoogleはFCCに対し、700MHz帯の一部をブロードバンド通信利用優先(もしくは専用)で確保するよう働きかけてもいる。同社は「オープンなアクセス」のルールを求めており、もしそれが得られなければ、通信会社やケーブルテレビ会社など少数の大企業だけが電波を恒久的に管理するようになると危惧している。
Googleは、次の「オープン」プラットフォーム提案4件をFCCに同意するよう求めている。オープンなユーザー向けアプリケーション。ユーザーがどのネットワークプロバイダを選択しても機能するオープンなデバイス。サードパーティーの再販業者がワイヤレスサービスをホールセールベースで入手可能なオープンなサービス。インターネットサービスプロバイダなどのサードパーティーが700MHz帯のライセンス取得者による無線ネットワーク上のあらゆる妥当なポイントに相互接続できるオープンなネットワーク。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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