Microsoftのオンラインストレージサービス「Windows Live Folders」が27日にベータテストを開始した。現在のところ、米国からのみ利用可能となっている。
Windows Live Foldersはオンラインにファイルをアップロードし、友人やそのほかのインターネットユーザーとファイルを共有するサービスだ。利用できる容量は500MBで、一度にアップロードできるサイズは50MBまで。
ウェブ上に作成したフォルダには、「個人フォルダ」、「共有フォルダ」、「公開フォルダ」の3種類のアクセス権限を設定することができる。マイクロソフトによれば、すべてのファイル転送はSSLを通じて保護されるという。
個人フォルダは自分だけがアクセスできる設定で、重要なファイルをアップロードしておいて外出先や勤務先のPCから取り出すという用途に向いている。
共有フォルダには同僚やクラスメートとの共同作業に関連したファイルをあげておく。読み取りのみ可能、ファイルの追加や削除も可能など、ユーザーごとに権限を細かく設定できる。なお、共有メンバーもWindows Live IDを取得しておく必要がある。
公開フォルダは、あらゆるインターネットユーザーがアクセスできるが、中にあるファイルに変更を加えることはできない。すべてのフォルダおよびファイルに固有のURLが割り振られているため、そのURLをメールなどで知らせれば、自分の公開フォルダを見せられる。
このサービスはWindowsまたはMacintoshから利用できる。対応ブラウザはFirefox 1.5以上、Internet Explorer 6.0以上。
Microsoftはユーザーからのフィードバックを得て、今後1、2カ月で機能拡張を行う予定だ。
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