YouTubeは6月19日、インターフェースなどを日本語化した「YouTube Japan」を開始した。日本語だけではなく、ブラジル、フランス、イタリアなど、10カ国語に対応した。
正式に日本語でタグが扱えるようになったほか、困ったときの「ヘルプ」ページや、動画を撮影するためのノウハウなどが説明された「動画ツールボックス」ページなども日本語になっている。
また、スカイパーフェクト・コミュニケーションズの番組の一部が視聴できるSKY PerfecTVのサイトも開設した。
今回は、各国の言語を利用できるようすることを主な目的としたが、将来的には動画、チャンネル、カテゴリー、コミュニティの内容なども各国、地域に合わせていく予定だ。
YouTube共同設立者兼CEOのChad Hurley氏は、「動画は世界の誰でもが、コミュニケーションやアイデアを交換するツールとして利用いただけると思います。これからは、それぞれの地域に合わせたサービスも提供することで、これまで以上に役に立つものになるはずです。数カ月の間には、他の国々のユーザーの方々にもサービスを提供できるようにしたいと考えています」と、他国への一層の広がりを示唆した。
さらに同社では、各国版の展開にあたっては、BBC、France 24、Spanish Antena 3、Cuatro TV、the Portuguese RTP、the Dutch VPRO、NPOなどの放送局や、Chelsea FC、AC Milan、Barcelona FC、Real Madridなど欧州のサッカーチーム、グリーンピース、Friends of the Earth、UNHCR、Medicins du Mondeのような非営利団体など、数多くの海外の大手コンテンツパートナーと契約を結んだとしている。
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