Microsoftは米国時間5月29日、同社の「Live Search Maps」サイトにおいて、ランドマークの3D写真を表示するサービスを開始した。
「Google Earth」でも同様のサービスが提供されているが、Microsoftによる有名なランドマークの3D表示機能はより簡単に利用でき、リアルさも増している。
まず第一に、同3D表示は、「Internet Explorer」ばかりでなく「Firefox」をも含むウェブブラウザ上で動作する。Firefoxの場合は、「Microsoft Virtual Earth」アドオンをダウンロードしてから再起動する必要があるが、それ以外の手間はかからない。いつでもLive Search Mapsで3D表示への切り替えができるようになる。
有名な場所をリッチメディアで表すGoogleの機能と異なるそのほかの点は、Microsoftの3Dオブジェクトは写真をベースにしているということだ。
新たな3D表示機能に加え、Microsoftは交通状態や工事箇所のリアルタイム地図サービスも開始した。この地図には工事が行われている場所がハザードサインで示され、これをクリックすると渋滞の詳しい状況説明が見られる仕組みになっている。また、渋滞の程度に応じて色が変わるシステムも採用されている。
Google Earthの取り組みと同様、3D表示が現在可能なのは、特定の都市やランドマークのみである。もっともMicrosoftは、より多くの都市を追加してゆきたいとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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