Turner Broadcasting System傘下のCNNとInternet Broadcasting Systemsは米国時間5月22日、戦略的提携を結んだことを発表した。この提携により、両社はオンラインのニュースコンテンツを共有することになる。Turner Broadcasting SystemはTime Warnerの傘下である。
この提携の下、CNNはInternet Broadcastingのコンテンツを利用できるようになる。Internet Broadcastingは、earst-Argyle Television、NBC、Cox Television、Post-Newsweek Stationsなどの放送局のウェブサイトに地域ニュースをオンラインで提供している。CNNはInternet Broadcastingの提供する地域ニュースを自社ウェブサイトのトップページで取り上げるほか、米国国内ニュース、天気情報などのセクションにも掲載する。
Internet Broadcastingのウェブサイトは、CNNの米国内外のニュース、政治ニュースコンテンツを掲載する。Internet Broadcastingのマーケティングパッケージには、CNN.comでの広告掲載も含まれることになる。
地域広告という機会は、CNNにとって価値のある資産となりそうだ。というのも、特定分野な広告主は収益性があり、その財源の多くは利用されていない。Googleを例にとると、地域検索機能におけるGoogle Mapsベースでの画像広告は大きな成功を収めている。
CNNはまた、この提携により、Internet Broadcastingの株式も取得する。Internet Broadcastingは、Hearst-Argyle Television、Post-Newsweek Stations、McGraw-Hill Broadcasting、Split Rock Partnersらの出資を受けている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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