E-Times Technologiesは5月21日、動画共有やチャットなどを組み合わせたソーシャルメディアサービス「Stickam Japan!」の機能を拡充した。ライブ中継と過去の動画を組み合せて配信するビデオミキサー機能をはじめ、多人数の音声チャットを整理するプッシュトーク機能、チャット時にライブ中継の内容を表示するライブメッセージ機能を追加した。
Stickam Japan!は、米Advanced Video Communications(AVC)が運営する「Stickam.com」の日本語版。ユーザーが動画、音楽、写真などをアップロードし、それぞれのコンテンツについて文字や音声でチャットを行える。日本語版のユーザーは4月現在で56万人。
今回は音楽などのライブ中継に関する機能を中心に拡充し、同機能の利用促進を図るという。新たに提供するビデオミキサー機能では、ユーザーがライブ中継を行う際、自分やほかのユーザーがStickam Japan!に登録した過去の動画を組み合わせて配信できる。また動画の音声を小さく流しながら、別の音声を被せるボイスオーバー機能を使い、テレビ番組の生放送のようにMCをしながら動画を配信することも可能。
プッシュトーク機能では、複数のユーザーが音声チャットをする際に会話が混乱するのを防ぐため、トランシーバーのように順番に発言を行える。このほかライブメッセージ機能では、ライブ中継についてのチャットを始める際、画面の右側にカテゴリやジャンルなどを設定し、チャットに参加してきたユーザーに分りやすいよう表示できる。
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