ウェザー・サービスは5月8日、総合気象情報サイト「Weather-Report(ウェザーリポート)」を公開した。通常の天気予報に加え、自治体の防災担当者向け情報や、専門家が気象予測に使う基礎データなど、これまで一般の入手が困難だった情報を掲載するという。
Weather-Reportでは、災害時にどの地域が危険かを視覚的に確認できるよう、最大1200×1200ピクセルの大解像度地図を使ったレーダー画像を提供する。また4分割した画面に現在、1時間後、2時間後、3時間後の雨の状況を表示し、雨の降る地域や雨量の変化をひとめで確認できるようにする。これに加えアメダスの観測点にもとづく雨量と、レーダーの解析雨量の積算を選択可能。土砂崩れや洪水の対策など、防災担当者の多様な用途に対応するという。
また発雷の可能性や紫外線などの情報をマップやグラフに表示する。これに加え、専門家の需要にあわせ、気象庁が作成した気象予測用のGPVデータを利用しやすい形に独自解析して提供する。このほか個人用ページでは任意の地点について登録を受け付け、それに関する天気やレーダー画像、注意報および警報をまとめて表示する。
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