富士通子会社のジー・サーチは5月15日より、ビジネス情報データベース「G-Searchデータベースサービス」で検索した新聞、雑誌の過去記事について、関連情報を自動表示する新サービス「GNavi3(ジー・ナビ・スリー)」を開始すると発表した。
GNavi3では、ユーザーが入力した検索キーワードを流用するのではなく、記事の本文を言語解析して関連性の高いキーワードを抽出する。これにより連携するデータベース群から、ユーザーが意識しなかった分野の情報を収集し、より網羅的な調査結果を表示する。
連携するデータベースは、帝国データバンクの企業プロファイルや財務情報をはじめ、富士経済グループのマーケティング情報、日外アソシエーツの人物情報、昭文社ちず丸の地図情報など23種類を予定する。G-Searchが保有する約4000万件の記事を、約360万件の企業情報や約175万件の人物情報、国内の電子地図と統合するという。
GNavi3は、G-Searchの新聞/雑誌記事横断検索サービスを通じて提供する。料金は連携するデータベースの従量料金に準じる。ニフティなど大手ISPへの提供も順次開始。今後3年間で10億円の売上げを目指す。
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