Googleが計画中のオンライン広告企業DoubleClick買収について、Yahoo、AT&T、Microsoftなど複数の企業が、規制当局に精査を促している。
米国やヨーロッパの規制当局への正式な異議申し立ては提出していないが、上記企業の1社に通じる消息筋によると、懸念を公に表明し始めているという。
この消息筋は、買収がまとまれば、Googleはインターネットで配信される広告の80パーセントを握ることになると述べた。
Googleは米国時間4月13日、31億ドルでDoubleClickを買収する計画を発表した。MicrosoftもDoubleClickの買収に動いていていた。
Googleは、2005年に11億ドルでDoubleClickを買収したサンフランシスコに本拠を置くプライベートエクイティ投資会社Hellman & FriedmanとJMI Equity and Managementから、DoubleClickを取得する。今回の買収計画には、規制当局の承認が必要になる。Googleの企業開発担当シニアバイスプレジデントであるDavid Drummond氏は、米公正取引委員会などの規制当局から承認を得られることに自信を示した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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