交通ICカード「PASMO」の販売が4月12日から一時的に制限される。これまでの発行枚数は4月9日の時点で300万枚を突破しており、当分は供給が追いつかない状況だという。
すでに追加発注を行った300万枚は8月頃に納品される見込みで、それまでの期間は鉄道・バス事業者ともにPASMO定期券のみ販売することになる。なお、PASMO定期券を販売しない事業者はカード在庫が売り切れ次第、8月まで販売を中止する。今後の状況によっては、一時的に定期券の販売を中止することもあるという。
また、オートチャージ用カードの申込み受付についても4月13日受付分をもって一時中止。申込み受付の再開は9月頃の見通しだ。
PASMO協議会および株式会社パスモは当初、2007年度末までの1年間で500万枚の発行を目指していたが、実際にはこれを大幅に上回るペースで普及が進んでいる。なお、発注が完了している500万枚のうち、3月18日のサービス開始時に400万枚を用意した。残り100万枚は7月までに納品される予定だ。
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