米Googleは4月11日、日本法人を含めた世界10カ国のGoogleオフィスを主催とする開発者向けイベント「Google Developer Day」を5月31日に開催すると発表した。イベントでは、GoogleのAPIや開発ツールに関するワークショップやディスカッションを行う予定。Googleが世界規模でイベントを開催するのは初めてのことだという。
Google Developer Dayは、優れたウェブアプリケーションを築くための基礎を考える場として、Googleの開発者向けサービスの画期的な活用法を模索することが目的だ。
イベントでは各地域のGoogleエンジニアや製品の専門家が、「地理情報(GEO)関連の開発: Googleマップ、Google Earth、SketchUp」、「ウェブ開発改善ツール: Google Web Toolkit、オープンソースおよびその他の開発方針」、「マッシュアップ他: AJAX、Googleガジェット、Google Data API」などのトピックについてセッションを行う。
開催地は本社のあるカリフォルニア州マウンテンビュー、サンパウロ、マドリッド、ロンドン、パリ、ハンブルク、モスクワ、北京、東京、シドニーの10カ国。5月31日午前9時(オーストラリア東部標準時)のシドニーから始まり、27時間後の同日午後7時(太平洋夏時間)のマウンテンビューで終了する。また、他地域の開発者に対しては、マウンテンビュー本社からライブ中継のビデオをYouTubeで提供する予定だ。
今回のイベントに関し、Googleの検索製品担当副社長Marissa Mayer氏は、「このイベントは、開発者がお互いに知り合うきっかけとなり、Googleの最新技術に触れ、さらにGoogleの開発者向け製品チームに直接質問することができる良い機会になると考えている。もちろん、開発者からのフィードバックを得られることで、Googleが開発者向け製品を向上させる良いチャンスでもある」とコメントしている。
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