MySpace.comは米国時間4月3日、仮想大統領選を実施する計画を発表した。
2008年1月1日と2日の両日実施される予定のこの模擬選挙は、政府が2008年11月に実施する大統領選挙に対する選挙権の有無にかかわらず、米国在住のMySpaceユーザー全員が参加できる。
MySpaceの投票結果は正式な選挙の投票結果に加算されるわけではないが、News Corp.が運営するMySpaceの膨大な数の会員による投票結果は、候補者が2008年の実際の選挙結果を予想するのに役立つかもしれない。また、政治家に対する世論の感触もつかめるかもしれない。
MySpace社長のTom Anderson氏は声明で、「アイオワ州とニューハンプシャー州(の予備選や党員集会で党の)大統領候補が選ばれることになるが、大統領選の年になってから候補者の位置づけが最初に試されるのはMySpaceの投票結果だ」と述べた。
MySpaceでは模擬オンライン選挙の実施に先立ち、会員による世論調査も計画している。この調査や仮想予備選挙の結果は、MySpaceの「IMPACT」チャネルで公表される予定。
先月立ち上げられた同チャネルは、2008年の大統領選挙でネット情報の中核として機能することを目指しており、Hillary Clinton氏、John Edwards氏、Barack Obama氏などの大統領候補のMySpaceプロファイルが公開されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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