ミクシィは3月28日、同社が提供するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」の新規登録時にフリーメールなどのドメインを利用するユーザーに対して、携帯電話端末による認証を開始したことを発表した。
これにより、フリーメールを利用しており、かつ携帯電話を所有していないユーザーは事実上mixiの新規登録ができなくなる。PCから新規登録する場合、携帯電話のメールアドレスを入力して、携帯メール経由で認証を行う。携帯電話から新規登録する場合は、携帯電話の個体識別番号が自動的に認証される。
この認証方法は既存ユーザーには適用されず、新規登録時もフリーメール以外のドメインを用いれば携帯電話による認証は必要ない。また海外から利用するユーザーに対しては携帯端末認証を行わなくても済むように配慮されているとのこと。
ミクシィは今回の認証方法の対象となるフリーメールを「国内のフリーメールを中心とした一部のドメイン」としており、具体的なサービス名は公表していない。また海外フリーメールの対応状況についてもコメントを控えている。
同社では「利用規約で禁止しているユーザーへの迷惑行為等の被害を最小限としていくための安全性強化に対する取組みのひとつ」としているものの、実際のところ携帯電話による認証とサービスの安全性がどのように関連するかについては「コメントできない」としている。
今後は既存ユーザーがメールアドレスを変更する際にも、同様のルールを適用する方向で準備を進めているという。
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