ネットエイジグループは3月28日、米Linden Labが運営する仮想世界「Second Life」での新事業に参入するベンチャー企業を対象にした支援サービスを開始すると発表した。投資事業を手がけるネットエイジキャピタルパートナーズ(NCP)が、Second Life参入支援のメルティングドッツ(MD)と業務資本提携する。
NCPはMDの第3者割当増資を引き受け、出資比率の20%にあたる株式を取得。またSecond Lifeでの両替サービスや都市開発事業に備え、Second Life内で使用する仮想通貨「リンデンドル」を1億5000万(5000万円相当)購入する。
これに加えMDが運営する仮想の島「Meltingdots SIM」にNCPの支店を新設。情報提供や事業モデル提案の受け付けなどを行い、ベンチャーキャピタル投資の窓口拡大や、ベンチャー支援サービスの強化を図る。
MDでは、Second Life日本語版の開始に先立ち日本人ユーザー専用の入会登録ページとチュートリアル施設を用意している。Second Lifeの初心者ユーザーに日本語で操作方法の解説を行うほか、日本人向けアバターやアイテムを無料配布する。この登録ページのシステムについては、Second Lifeビジネスへの参入を検討する企業に対してOEMで供給する方針という。
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