ドリコムは、媒体主と広告主がインターネット広告枠を直接売買できるマーケットプレイス「SpaceHunter」を3月28日に立ち上げる。
媒体主は自社サイトの広告枠をSpaceHunterに登録しておくことで、広告主から掲載の申し込みを直接受け付けることができる。広告の空き枠を効率的に埋めると同時に、サイトに適した広告配信も可能になるという。
マーケットプレイスに広告枠を出品する際には、広告主が出稿媒体を指定する「LockOn広告」と、SpaceHunter側で広告主と媒体をマッチングする「CrossAd広告」の2種類の販売形式を選ぶことができる。
LockOn広告は比較的PVが多いサイト向けの配信形態で、媒体主が広告枠の配信期間と価格を決定して広告を募集できる。一方のCrossAd広告は小規模の広告枠も収益を上げやすいようにクリック課金形式となっている。広告主はカテゴリやPV、ユーザー属性などの条件にあった複数媒体に対して一括して広告を出稿できる。
同じサイト内でもPVが多いトップページをLockONで販売し、PVが少ない深層ページをギャザリングで埋めるといった柔軟な利用が可能だ。そのほか、広告配信スケジュール管理やレポート自動生成といった管理機能も提供する。
SpaceHunterは媒体主、広告主ともに無料で利用できる。ドリコムは広告売買手数料から収益を上げるという。
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