メディアシークは3月19日、若者の間で浸透している携帯電話版自己紹介サイト“学校裏サイト”、および“プロフ”についての意識調査の結果を公表した。
学校裏サイトとは、学校自身が運営するサイトではなく、卒業生や在校生などが勝手に立ち上げた掲示板形式の携帯サイト。一方、プロフとは、登録すれば簡単に自分の自己紹介画面がつくれる、携帯サイト。数多く無料サイトが存在し、画像などの掲載も可能で、中高生中心に若者のコミュニケーションツールとして定着している。いずれも今年に入ってから有害性も指摘される一方で、加速度的に拡大を続けている。
調査によると、学校裏サイトを知っていると回答したのは、全体の45%、16〜19歳で74%、13〜15歳で47%。また、学校裏サイトでいじめの書き込みを目撃したことがあると答えたのは、全体の47%、13〜15歳の45%、16〜19歳の53%だった。
一方、プロフについて、全体の71%、13〜15歳の90%、16〜19歳の84%が認知。また、全体の30%、13〜15歳の35%、16〜19歳の21%が、プロフを通じて、わいせつ画像や知らない異性からメッセージが届いた経験があるとわかった。
調査は2月23日、同社が運営する携帯コミュニケーションサイト「デコストリート」を通してアンケート形式で行われ、10代後半〜40代の男女493人から回答を得た。
※編集部注(4月17日):学校裏サイトでいじめの書き込みを目撃したことがある人の数値が誤っていたとの連絡がメディアシークからありましたので、数値を修正いたしました。
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