コンテンツマッチ広告を展開するブレイナーは2月20日、オプトとウノウなどを割当先とする第三者割当増資を実施した。増資額は総額2000万円。初めての本格的な増資で、ウノウからは役員も派遣する。3社の関係をより一層強固なものとし、近く、新たな広告サービスを提供する計画だ。
ブレイナーは広告配信技術に強みを持っている。オプトと取引のある広告主の需要を吸い取ってそれをサービスに反映させたり、ウノウの開発力を融合させることなどで、新たなメディアサービスやマーケティングサービスの開発、提供ができると判断した。新たな広告サービスの提供は、今春ごろになると思われる。
また、今回の業務資本提携を受け、ウノウ副社長の石川篤氏がブレイナー取締役に就任にしている。
ブレイナーは2005年9月設立。今回の増資により資本金は3500万円となり、「経営基盤強化という意味での増資という側面もある」(ブレイナー)。将来的なIPOも視野に入れている模様だ。
一方、各社への割り当て株数、譲渡価額、持ち株比率についてはブレイナーの意向により非公開としている。オプトとウノウ以外の出資元は個人のため非公開とした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」