コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は12月25日、同協会に加盟する会員会社を対象にオンラインゲーム運営会社における遵守事項を取りまとめた「オンラインゲーム運営ガイドライン」を制定・施行すると発表した。
このガイドラインは、主要オンラインゲームメーカーの協力により、現在運営中のオンラインゲーム事例や、今後新たに運営されるオンラインゲーム展望を見据えたうえで、遵守すべき必要最低限の項目を具体的に抽出し、項目化したもの。そのため、ある程度運営実態を反映した内容となっている。
またガイドラインでは、オンラインゲーム初心者のために「プレイガイド」などを作成するといった、オンラインゲーム初心者のための説明・注意喚起を行うことなど、初心者向けの各種説明項目の整備、提示を行うことが明文化されている。
さらに提供するオンラインゲームの「不正行為」を事前に定義したうえで運営に臨むことが求められている。この「不正行為」については各運営企業の判断により、対処および事実関係を整理し状況を確認、事態の収拾にかかる期間などを利用者へ情報提供することを明文化している。
ガイドラインは、早期に実現すべきという判断から、2007年1月1日から成功される。なおCESAでは、協会に加盟していないオンラインゲーム運営事業者にも目的に賛同してもらい、同種の取り組みを進めることを期待するとしている。
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