PR会社ベクトルの子会社であるWOMCOMは12月12日、企業のリスク管理対策サービスとして「CGM風評調査」を開始した。
CGM風評調査は、ブログなどウェブ上の消費者発信型メディア(CGM)における、企業及び商品・サービスに対する批判や中傷を監視するサービス。インターネットを通した消費者の口コミによる広告効果が注目される反面、ネガティブな発言によって企業に及ぼすダメージも課題となる背景を受け、サービス開始となった。
調査対象となるCGMには、メールマガジン、ニュース、オークションサイト、および月に一度は更新のある個人ブログ約400万件が含まれる。月額10万円(税別)からの提供となる。
サービスでは、インターネット上でブログや掲示板を監視し、クライアントなる企業のダメージとなる口コミを発見した場合は、まずメディアを特定し、監視しながら記事の文脈などをもとに脅威の度合いを分析する。分析データは、クライアント企業側からも現状把握ができるよう、データベース化して報告する。
必要があれば、サイト上での速報やリリース配信のほか、WOMCOMが「αブロガー」と呼んでいる、ネットに大きな影響力を及ぼすブロガーによってコンサルティングを行い、ウェブ上のルールに従った対策が取られる。
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