Java開発フレームワーク「Seasar」の活動母体である特定非営利活動法人のSeasarファウンデーションとウタゴエは11月29日、Seasarが主催した「Seasar Conference 2006 Autumn」のセッションが収録された動画コンテンツをウタゴエが運営するコミュニティサイト「Looc」で共同配信することに合意したと発表した。
Seasar Conference 2006 Autumnは、11月12日に開催され、のべ500人の参加があった。ウタゴエは、その中で人気の高かった4つのセッションを12月6日12時と12月7日19時の2回にわけてLoocに特設する「Seasarチャンネル」で配信する。
SeasarファウンデーションはConferenceの認知度や理解度の向上を図るとともに、参加できなかったメンバーに対するフォローを行う。また、ウタゴエから提供される技術を採用したOSS開発コミュニティメンバー向けウェブ放送メディアの常設について検討するとしている。
ウタゴエでは、LoocへのオープンソースコミュニティやNPO法人と連携することで、動画を軸としたソーシャルコミュニティを創出する目的だ。また、Ocean Grid技術やサービスプラットフォームとしてのLoocでの提供を通じて、コンテンツ配信システムの門戸を広げることを目指す。
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