アクアキャストは11月27日、第3および3.5世代携帯電話向けのパケット通信によるストリーミング配信サービス「MediaCast Movie」を11月28日より開始すると発表した。
MediaCast Movieは、独自開発によるフレーム間ベクターコーデック技術を採用することが特徴。3GPP形式より高い圧縮率で毎秒30フレームの動画を、現状の狭帯域や携帯電話網で配信できる。ノイズがなく、一時停止や早送り、巻き戻し、ズームなどの操作が可能なほか、通信が中断しても同じ場所から再生できるといった特徴がある。なお、この技術はアクアキャストのほか日立製作所、日立アドバンストデジタル、ベンチャーウェーブの4社で共同開発されている。
提供されるサービスは「MediaCast Movie Solution」と「MediaCast Movie ASP」の2種類。MediaCast Movie Solutionは大手コンテンツプロバイダやポータルサイト運営事業者などに向けたサービスで、MediaCast Movie ASPはコンテンツプロバイダなどに向けたサービスとなっている。対応携帯電話端末は現在のところNTTドコモの901iシリーズ以降となっており、auおよびソフトバンクモバイル端末にも順次対応していく予定だ。
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