Second Lifeの中で最大規模のサードパーティー開発業者であるElectric Sheepと、世界最大のPR会社であるEdelmanが、ビジネスプランに関するコンテストを開催することを発表した。受賞者には、(仮想世界で使用できる)多額の賞金が支払われることになる。
コンテストのガイドラインによれば、Electric SheepとEdelmanの両社は、Second Lifeにおいて実現可能なビジネスについて、最も独創的なアイデアを持つ起業家を探しているという。
最優秀者には、Second Lifeに存在する島を1つ、6カ月間個人的に所有、独占し、自由にアクセスできる権利と、着手金として35万リンデンドルが授与される。リンデンドルとは、Second Lifeにおける通貨単位であり、米国時間11月13日付の為替レートで換算すると約1291.51ドルに相当する。
受賞者はこのほかにも、自分たちの考案したプロジェクトを実施する際に、Electric SheepおよびEdelmanから「戦略的ガイダンス」を受けることができる。
募集サイトによれば、プロジェクトは、Second Lifeに特化したものでなければならないが、形態は一切問わないとのこと。したがって、どのような事業が受賞するかについて、ほとんど規制はない。
準優勝者2名には、10万リンデンドルがそれぞれに授与される。
当然のことながら、審査員は、対象市場に対する明確なビジョンと徹底した理解はもちろんのこと、収益性のあるプランであるかどうかという点についても審査する。ただし、Second Lifeとなればその選択肢は一気に広がることから、ありとあらゆるビジネスに関するアイデアが寄せられる可能性がある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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