サイバーエージェントは11月6日、サイバーエージェントの連結子会社であるサイバー・バズとクロスワープが共同で、新作映画のクチコミマーケティングサービス「BuzzMovie(バズ・ムービー)」を開始すると発表した。
バズ・ムービーは、映画配給会社の新作映画の感想を、“インフルエンサー”と呼ばれる影響力の高い人気ブロガーが紹介することにより、話題作りとクチコミ効果を狙うマーケティングサービス。
インフルエンサーとなるブロガーは、サイバー・バズの運営するクチコミマーケティングサービス「CyberBuzz(サイバー・バズ)」の会員が対象で、一般公開前にオンライン試写を行い、作品の感想をブログ上で紹介する仕組みだ。
オンライン試写は、クロスワープの保有する著作権保護配信システムを用いることで、二次利用などができない環境を作り、コンテンツが不正に流通されない状況下で実施する。
クロスワープが開発したバイラルマーケティングエンジン「CROSSMARC」の配信システムは、Windows Media DRMを用いており、強固な暗号化によって動画ファイルを保護しつつ、認証されたユーザを対象に、視聴回数制限、視聴期限制限などをかけた上での配信を可能としている。
サイバーエージェントでは、従来試写会を実施しても日程などの問題により強力なインフルエンサーへのリーチが確実ではなかった、という問題をクリアにし、ネットで試写を行うことで、インフルエンサーの映画閲覧と確実なクチコミ発生を促すとしている。
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