モバイルを中心とするメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは10月20日、携帯電話向け検索サイトについての意識調査の結果を発表した。
調査は9月8日から11日まで、stratationが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」の利用者を対象に実施したもので、有効回答数は男性3660名(37%)、女性6130名(63%)の9790名。携帯端末キャリア比率は、ドコモが3466名(35%)、auが5585名(57%)、ソフトバンクが739名(8%)となっている。
調査ではまず、利用している携帯電話向け検索サイトについて、複数回答形式で質問した。全体の71%がYahoo!モバイル、46%がGoogleモバイルと回答し、PCでの知名度が高いサイトは、携帯電話からの利用率も高いことが分かった。
携帯電話向け検索サイトの利用頻度は、「1日に1回」が25%、「1日に1回以上」が22%で、1日に1回は検索サイトを利用するという回答が全体の半数近くを占めた。次いで、「3日に1回」(19%)、「1週間に1回」(20%)という回答も多い一方、「使わない」と答えた人は8%にとどまっており、検索エンジンが日常的に幅広く活用されていることがうかがえる。また、年代別に見ても、「1日1回」と「1日に1回以上」が各年代の約50%を占める結果となった。
携帯電話向け検索サイトの検索結果に対する満足度については、52%が「普通」、30%以上が「満足」または「大満足」と回答し、8割以上のユーザーが合格点を出していることが分かった。一方、「かなり不満」と回答した人は5%だった。
また、携帯電話向け検索サイトで何を検索しているかを複数回答形式で尋ねたところ、「画像」が62%と最も多く、続いて「着メロ・着うた・着うたフル」が55%、「ゲーム・アプリ」が39%だった。
アップデイトは、調査結果について、「朝のニュースから1日の天気、電車の乗換案内や地図、暇つぶしのゲームや占いなど、必要な情報や気になる事情を携帯電話で検索する、携帯電話を中心とした生活習慣を象徴した結果となった」としている。
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