オプト、テクノブラッド、MOVIDA HOLDINGS、エーシー、電通ドットコムの5社は、オンラインゲーム内広告の企画、販売を行う株式会社、「アドバゲーミング」を8月31日に共同設立したと発表した。
資本金は1000万円で、各社の出資比率は、オプト38%、テクノブラッド34%、MOVIDA HOLDINGS15%、エーシー10%、電通ドットコム3%だ。代表取締役社長にはオプトのクリエイティブ本部本部長、高橋弘氏が兼任し、初年度売り上げ目標は1億円を設定している。
オンラインゲーム内広告の手法としては、ゲーム内に広告枠を設置しゲーム配信のたびに広告配信サーバから広告を配信する「ダイナミック広告」や、ゲーム中に広告商品を登場させる「プロダクトプレイスメント」などがある。
ライフスタイルや志向性の多様化により、既存の広告媒体の影響力に変化が見られている昨今、ユーザーが集中するオンラインゲーム内に広告を配信することは、高い広告効果を発揮するとして、アメリカなどの研究機関で注目を集めているという。
5社は各社が持つノウハウを集結し、ユーザーにとっては新しく楽しい広告として注目を集め、広告主にとっては既存の広告媒体より高い広告効果が実証されている広告手法を、急激な成長を遂げたオンラインゲーム市場で広く活用していくとしている。
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