ウェブサービス事業を展開しているクルークは7月24日、ブラウザベースのワードプロセッサ「crooc Type」のベータテスター募集を開始した。
crooc Typeは、ブラウザのみで文書の作成、保存、共有などができるウェブベースのワードプロセッサプログラムだ。基本的なワープロ機能のほか、HTMLタグによる文書整理、PDF保存ができ、複数人でのドキュメントの作成や編集が可能なコラボレート機能を搭載する。ローカルに保存したワード文書を利用することもできるため、シームレスな文書環境を手軽に構築できるという。
ウェブサービスとして提供されることにより、ワープロソフトがインストールされていないパソコンでも文書の作成が可能。文書へのアクセス制限や公開/非公開などの設定を行うことができるため、ワークフローの管理まで行うことができる。また、テンプレート機能により、TODOリストなどの用途にも利用でき、グループウェアとして利用することもできる。
ベータテスターの募集期間は7月24日12時から8月22日24時まで。NS総研の販売ページで申し込むか、直接クルークあてにメールで申し込むことができる。テスター参加費用は8000円。ベータ版のリリースは8月23日の予定で、ベータテスト期間は、8月23日13時から9月26日12時までとなっている。ベータテスターにはテスト終了後、テスト結果のレポートを配布する。
なお、今回のベータリリース後、crooc Typeのテンプレート機能を用いて、ニューズ・ツー・ユーの提唱するPR2.0の機能を実装、運用する実証実験を行うとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」