MTV NetworksはApple Computerのオンライン音楽ストア「iTunes Music Store(iTMS)」とライバル関係にあるが、iTMSへのTV番組提供は引き続き拡大するという。
iTMSはTV番組ラインアップを拡充し、「Viva la Bam」「Disorderly Conduct」「Sit-Down Comedy with David Steinberg」などのMTVの番組を新たに加えた。複合メディア企業のViacomの子会社であるMTVは、MTVはもちろん、Comedy Central、Nickelodeon、The N、Spike TV、VH-1といったTV局に番組を提供している。
AppleとMTVは米国時間6月29日、iTMSで利用できる新しいTV番組を発表した。いずれも、通常と同じ1本あたり1ドル99セントでダウンロード可能となっている。
MTVはこのようにAppleと協業する一方で、iTMSの最大のライバルである「MTV Urge」に出資している。MTV Urgeはサブスクリプション形式の音楽および動画ダウンロードサービスで、5月にはMicrosoftと提携し、Urgeを「Windows Media Player 11」に組み込むことを発表している。Microsoftはこれにより、iTunes派だった若い音楽ファンの取り込みを狙う。
Urgeが扱うTV番組は、MTV、VH1、Country Music Televisionの番組に限定されている。だが、楽曲は1曲ごとにダウンロードが可能で、料金は1曲当たり99セント(iTMSと同じ価格)。動画は月額サブスクリプションユーザーのみダウンロード可能となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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