Napsterがサービスに1年間以上契約したユーザーに対し、ひそかに自社ブランドのデジタル音楽プレーヤーを無料で提供していることが、同社のウェブサイトより明らかになった。
「Napster To Go」サービスに申し込んだ会員には、256Mバイトのフラッシュメモリを搭載したMP3プレーヤーが進呈される。さらに50ドルを支払えば、会員は1Gバイトのモデルを受けとることができる。
Napsterの関係者は本件についてコメントを控えている。
音楽ダウンロード市場は依然として、Apple Computerによって支配されている。Appleは音楽サービスiTunes Music Storeとデジタル音楽プレーヤーの双方を提供しており、サービスや製品のシンプルさを売りとしている。Napsterをはじめ、AppleのiTunes Music Storeに競合するサービスを提供する企業各社はAppleの牙城を何とか切り崩そうとこれまで努力を重ねてきた。
Mobilemag.comによれば、Napsterのプレーヤーは、MP3、WMA、WAV、MPEG4(動画)、JPEG(画像)のフォーマットをサポートするという。
Napsterのプレーヤーは、ディスプレイの下に大きなホイールが配置されるなど、AppleのiPodに似たデザインになっている。しかし、その記憶容量は、iPod製品ラインのうち最も大きな容量を擁するモデルの60Gバイトと比べると、はるかに小さい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス