オトバンクは6月20日、ポッドキャスティングなど音声コンテンツの販売などにおける取り次ぎサービスを開始した。このサービスにより、朗読、講演、オーディオドラマ、ポッドキャスティングコンテンツといった音声コンテンツを所有しているコンテンツホルダーは、複数チャネルでの販売などが可能になる。
販売チャネルは、Amazon.co.jpを通じたCDの形でのオンライン販売、オトバンクが運営する音声コンテンツ配信サイト「新刊JP」でのダウンロード販売、オトバンク提携の書店におけるCD書籍の形での販売などが用意される。また、大手配信サイトやオンライン書店、携帯電話を通じたコンテンツ販売も今夏から今秋にかけて順次展開していく。
また、Digital Right Management(DRM)を活用できるほか、音声コンテンツに対するISBNコード、JANバーコードの付与も可能となる。これにより、音声コンテンツプロバイダーは、流通レイヤーをオトバンクにすべてアウトソーシングし、本来の強みである、企画・制作に特化することが可能となるとしている。
販売するコンテンツは、朗読・書籍紹介を中心に約60点のコンテンツを用意し、2006年末までにラインナップを広げ、500点の提供を目指すとしている。
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