松下電器、松下電器、SCN、ソニー、シャープ、東芝、日立の6社は、ブロードバン ド接続機能を搭載するデジタルテレビ向けに共通のテレビポータルサービスを提供する事 業会社を設立することで基本合意に至ったと発表した。この事業会社は、ユーザーが安心・ 安全・便利に利用できる、楽しく生活に役立つテレビ向けポータルサービスを提供するも ので、設立は7月7日の予定。
参加6社のうち5社の家電メーカーは、本年2月に結成した「DTVポータル検討ワー キンググループ(DTP-WG)」において、デジタルテレビ向けのポータルサービスのあり方や、 その実現に必要な端末技術仕様などについての検討を共同で推進してきた。その結果、広 く国内外のメーカーの機器で共通に利用できるオープンなテレビポータルサービスを提供 する事業主体の必要性について意見が一致し、その早期実現のために、SCNを含めた6社で事業会社設立について基本合意に至った。
この事業会社では、ポータルサービスの提供において、ビデオ・オンデマンドなどの 映像配信サービスや各種の生活情報サービスなどを提供する事業者を幅広く募っていくと している。資本金は10億円で、株式は松下電器が35%、SCNが25%、ほか4社は10%ず つとなる。参加6社は、この事業会社によるポータルサービス提供を通じ、ブロードバン ド時代におけるテレビの新しい楽しみ方を提案し、デジタルテレビの市場拡大と普及促進 に貢献していくとしている。
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