タワーレコードと米Napsterによる合弁会社のナップスタージャパンは5月29日、サブスクリプション(月額定額制)方式による音楽配信サービス「Napster(ナップスター)」のサービスを今秋より国内で提供することを発表した。
サービスは月額定額制で楽曲が聴き放題となる会員制のサブスクリプションサービス2種類と、楽曲1曲単位での購入ができるアラカルトサービス「Napster a la carte」の合計3種類。サブスクリプションサービスではPCへダウンロードして楽曲を再生できる「Napster Basic」と、PCおよび対応ポータブルデバイスへ転送可能で、最大PC3台まで楽曲を共有できる「Napster To Go」の2つのサービスを提供する。
ナップスタージャパンでは、大手メジャーメーカーをはじめ国内外インディーズレーベルなど、あわせて150万曲以上の楽曲を提供する予定としているが、料金や楽曲提供予定のレコード会社などは明らかにされていない。
対応するOSは、Windows 2000、XP、Vistaだが、Napster To Goに関してはWindows XP、Vistaのみの対応となる。
Napster To Goには東芝の音楽プレーヤー「gigabeat」シリーズやNTTドコモが発売予定のFOMA端末「F902iS」などが対応する予定だ。他の端末についても、「対応プレーヤーは携帯電話端末を含めてメーカー各社が開発中で、順次発売される予定」(タワーレコード)だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」