通販旬報
2006/05/24 10:43
サイビズが発行するネットショップ&アフィリエイト情報誌「月刊ネットショップ&アフィリ」編集長の浅井克明氏は、5月20日に東京都北区にある赤羽会館で開かれたNPO全国イーコマース協議会の定期総会において、「ネットショップが迎える“始まりの終わり”」と題したセミナーを開催した。
ウィンストン・チャーチルの名言“始まりの終わり”を引き合いに出し、「偉大な先駆的店主から始まったネットショップの成功物語」が今終わりつつあるという。そうした成功物語に誰もが参加できる時代が終わり、過去の伝説になりつつあるとの見方を示した。その理由は、(1)ノウハウの普及:デジタルのためコピーが容易、差別化が皮肉にも画一的なショップへ、(2)変化のスピード:学ぶことが日々変わり、脱落者続出、(3)人材不足:優秀な人材(店長)は絶対的に量産が困難――が理由。また新規参入者は、すでにいるスーパー店長と競争を余儀なくされることも要因の一つになるという。
では、凡人にはネットショップ運営はもう無理なのだろうか。凡人が成功するキーワードとして「Web2.0」を浅井氏は挙げる。「早い話が『電車男』で、1人で頑張る世界からみんなが頑張る世界になった」のだという。「Web2.0ショップ」要素としては、(1)クチコミ、宣伝の「アフィリエイト」、(2)店舗販売の「ドロップシッピング」、(3)卸機能の「ECサイト」――で構成され、すべてを自社ECサイトで担う必要はないとする。買いたいと思う場所がECサイトばかりでなく、ブログやアフィリエイトサイトに移行しているためだ。
今後ネットショップを開始したい人は、アフィエイターをパートナー扱いすることを前提に、これまでの「単店舗発想」から「複数店舗発想」に切り替える必要がありそうだ。
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ネットショップも色々ある。そこでしか買えない物を扱っているお店であれば、それを求める顧客がいれば、十分やっていける。現実の世界でもそれは言える。従って、誰でもがやれるネットショップで巷にある商品では個人がやるべき時代ではないだろう。特徴が唯一でなければ駄目だ。(吉田憲人 Eメールマーケティングコンサルタント)