Opera Softwareは米国時間4月20日、小さなWebアプリケーションやコンテンツブロック機能を搭載した、同社無料ブラウザの最新版「Opera 9」のベータ版をリリースした。
Opera 9のベータ版には、小さなWebアプリケーション、すなわちウィジェットから「BitTorrent」ダウンロード技術のサポート、検索エンジンのカスタマイゼーションまで、9種の新機能が含まれている。
Operaの最高経営責任者(CEO)であるJon Tetzchner氏は、「Opera 9は、ウェブブラウジングの使用感を強化し、Web 2.0開発者を支援する、すぐれた新機能を複数備えている」と、声明の中で述べた。
ウィジェットの種類は、ストリーミングニュースやゲーム、マルチメディア機能までさまざまで、開発者は独自のプログラムを作成して、OSの種類にかかわらず、他者と共有することもできるという。
またOpera 9では、大容量ファイルのダウンロードのためにBitTorrentアプリケーションを別に立ち上げる必要はなく、torrentファイルをクリックすれば、ダウンロードが始まるようになっている。
さらに、ブラウザでどの検索エンジンを使用するのかをカスタマイズしたり、特定のウェブページ上の広告や画像といったコンテンツを遮断したりすることが可能になった。そのほか、Opera 9で同時に複数のタブを開く、サムネール画像でコンテンツを閲覧するなどの新機能が実装されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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