ライブドアがブラウザ型のRSSリーダー「livedoor Reader」のベータ版を公開した。livedoor IDを持つユーザーは無料で利用できる。
ライブドアはRSSリーダーとして、「livedoor Blogリーダー」を提供しているが、操作性を向上させ、新機能を盛り込んでいる。
まず、フィードに5段階のレートをつけられるようにした。これにより、自分がよく読むフィードの更新情報を簡単に確認できるという。フォルダを作ってフィードを管理することもできる。
また、キーボードショートカットを用意し、記事の移動やフィードの更新などがキーボードで操作できるようにした。サイトを開いて読みたい記事をクリップする「ピン」機能を使うと、複数の記事をまとめて別のウィンドウで開いて読める。
OPMLファイルに対応しており、ほかのRSSリーダーに登録したフィードの情報を引き継ぐことが可能だ。
推奨環境はWindows XPのInternet Explorer 6とFirefox、およびMac OS XのSafariとFirefox。
このほか、登録したサイトの更新情報を知らせるアプリケーションを用意した。パソコンにインストールすると、アプリケーションがタスクトレイに常駐して、未読記事の件数をバルーンで知らせる。
また、ブラウザに組み込んでlivedoor Readerへフィードを登録できるブックマークレットや、RSS登録バナーなどを用意した。RSS登録バナーは、ブログなどでRSSフィードを配信している人がこのバナーをサイトに設置すると、サイトのフィードをワンクリックでlivedoor Readerに登録できるものだ。
ライブドアは現在提供しているlivedoor Blogリーダーをlivedoor Readerに変える方針で、4月末にlivedoor Blogリーダーのデータをlivedoor Readerに移行するものとみられる。
追記(4月20日午後7時30分):
ライブドアは4月20日、livedoor Blogリーダーのサービスを5月末日で終了することを明らかにした。livedoor Blogリーダーのユーザーには、livedoor Readerにデータを移行するよう呼びかけている。データの移行方法はlivedoor Readerのサイトに掲載されている。
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