米国時間4月11日の米証券取引委員会(SEC)への提出文書によると、オンラインオークション企業のeBayがソーシャルネットワーキング企業のMeetup.comに200万ドル投資したという。
同文書には、eBayのMeetup.comへの投資内容が詳しく書かれている。Meetupは3月に、eBayをはじめとする複数の企業や個人が同社株式の10%以上を取得したことを声明で明らかにしていたが、この時点ではeBayの投資規模は明確にされていなかった。
eBayのSECへの提出文書によると、同社が自ら情報公開に踏み切る決断をしたのは、同社の創立者で取締役会長でもあるPierre Omidyar氏がMeetupの株式の10%以上を保有しているからだという。
「Omidyar氏が今回の株式取得に直接、間接的な形で関与したとは考えていないため、情報開示は必要ではない。しかし、優れた企業統治という観点からこの事実を公開する」と同文書には書かれていた。
2006年3月、MeetupはeBay、Omidyar Network、Draper Fisher Jurvetson、Allen & Co.、Bill Bradley元上院議員、Esther Dyson氏から、合わせて同社株式の10%を超える資金提供を受けたと発表した。Dyson氏は「News.com」の発行元であるCNET Networksの所有するRelease 1.0の編集者である。
Meetupは、共通の関心事を持つユーザーが他のユーザーと出会い、直接会うためのグループを作るオンラインフォーラムを提供する会社。FriendsterやGoogleのOrkut.com.などと競合している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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