Shah氏は、PC Forumの会場で、さまざまな自分の家族の写真を使ってテストをしたが、このテストは概して基準に達する結果となった。テストでは、同氏が自分の写真を探したところ、彼だけでなく兄弟の写真も何枚か見つかった。
検索の手がかりとして使う顔の大きさは比較的小さなもので問題ない。Riyaのソフトウェアは縦横100ピクセル以上なら特徴を見つけ出せるからだ。
このソフトウェアのベータ版は、これまで数人によるテストを受けてきている。そして大規模な一般向けのベータ版は来週公開される。同社のサービスを利用するには、アップローダーというソフトをダウンロードする必要がある。
このアップローダーは、写真に検索用のタグを付加した上で、そのコピーをRiyaのウェブサイトに転送する。また、転送される写真の解像度は800x600ピクセルとよくある5メガピクセル級のデジカメで写した画像よりもかなり低解像度になる。しかし、データを低解像度にしておけば、複数の写真を素速くアップロードできるというメリットがある。
検索結果として表示される写真は低解像度のものになる。しかし、同社はこの技術を改良し、検索結果の画像と高解像度なオリジナル画像とを同期するようにしたいと考えている。これが可能になれば、ユーザーは検索後にハードディスク内にある高解像度の写真を見られるようになる。
Riyaは他のウェブサイトにこの技術をライセンス提供することも計画している。提供先の候補としては、デートサイトなどが考えられるとShah氏は説明した。
なお、RiyaにはNokia VenturesやLeapfrog Venturesを含む投資家が資金を提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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