ウェブサイトの更新情報をRSSで配信するサービス「MyRSS.jp」を運営するサイドフィードは12月14日、ブログを訪れた人がどんな検索キーワードを入力して来たかがわかるサービス「トラックワード(ベータ版)」を開始した。利用料金は無料で、同社のサイトからブログを登録すれば利用できる。
トラックワードの主な機能は3つ。ブログを訪れた人がどんな検索キーワードを入力して検索エンジンから来たかがブログの各ページごとに分かる「検索エンジン解析」(画面1)のほか、検索キーワードランキングを自分のブログに表示できる「検索キーワード表示」、トラックワードを利用しているブログの中で、より検索されているブログをキーワードごとにランキングで表示する「検索キーワードランキング集計」(画面2)がある。
トラックワードを開始する狙いについて、サイトフィードでは「ブロガーの方が『どのようなキーワードで検索されるべきか』について考え、また検索する方が『どのようなキーワードで検索したら最適な結果を得られるか』について知ることができるようにしたい」と説明する。
たとえば、表示される検索キーワードをもとに、検索に必要なキーワードをタイトルに含めたり、不要なキーワードを含むコンテンツを別エントリにすることでSEO(検索エンジン最適化)が図れるというのだ。
トラックワードを利用するには、まず同社のサイトからブログを登録する。すると検索キーワード解析をするためのHTMLコードが生成されるので、それをブログに貼り付ける。なお、javascriptに対応していないブログサービスでは利用できない。
アクセスログは前日までのものをキーワード/ページ別に集計しており、集計期間は最長1カ月となっている。また、検索キーワードは日本語のみに対応する。
サイトフィードは代表取締役の赤松洋介氏サイボウズを退社して8月に設立した企業だ。通常のHTMLで構築されたウェブサイトの更新情報をRSSで配信するMyRSS.jpのほか、MyRSS.jpの企業向けサービスとなる「RSSフィード.cc」や、RSSの情報を1つのページ上の好きな場所に一括表示できる「Webフィード.cc」などを提供している。
画面1:検索エンジン解析の表示画面 |
画面2:検索キーワードランキング集計の表示画面 |
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