ダブルクリックは3月3日、同社のASP型広告配信管理サービス「DART for Publishers」を、ミクシィのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」に導入すると発表した。ダブルクリックが運用するサーバを通じて、広告管理、配信、レポート作成機能を提供する。広告の掲載期間やバナー数などを細かに設定でき、広告配信スペースの在庫管理や見積りが容易という。
また同ASPサービスは、ユーザーの属性にあわせて広告を配信する機能を備える。たとえば女性ユーザーには化粧品広告、男性ユーザーには自動車広告といったように、mixiのユーザー登録情報に応じた広告を配信できる。このほか1人のユーザーに対して、同じ広告を表示する回数を制限するなど、各種ターゲティング機能を備える。
mixiは、3月1日に登録ユーザー数が300万人を超え、1日あたりの閲覧数が1億5000万PVに達した。ダブルクリックによれば、ユーザー数の安定的な増加を背景に、mixiに対する企業の広告出稿意向は高まっている。ダブルクリックでは同ASPサービスの導入により、今後mixiが行なう広告サービスの拡充をサポートするという。
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