セプテーニは1月31日、検索キーワード連動型広告に特化したセクションとしてすでに設立しているSEM(Search Engine Marketing)部門に引き続き、SEO(検索エンジン最適化)サービスを専門的に取り扱うウェブコンサルティンググループを新設した。
セプテーニでは、一般的に用いられるロングテール理論によるSEOに加え、ビックキーワードのアクセス絶対数を考慮し、幅広いトラフィックを獲得しつつ、ビッグキーワードによるアクセスも獲得する「ロングテール+ハイネック理論」を中心としたSEOサービスを提供していくとしている。
ロングテール理論とは、誰もが知っているビックキーワードによる検索結果の上位表示ではなく、ニッチなキーワードによる幅広いアクセスを獲得する理論を指す。これに対してロングテール+ハイネック理論は、ロングテールの反意語としてセプテーニが独自に提唱している。ロングテール理論に加え、改めてビッグキーワードの検索絶対数や、コンバージョン(購買や登録などの成果)に結び付く顕在化していないニーズに着目し、あえてニッチキーワードとビッグキーワードの両方でアクセスを獲得するという理論だ。
具体的なサービス内容としては、成果報酬設定型、コンサルティングSEOサービス、LPO(ランディングページ最適化)サービスを予定しているという。LPOとは、ウェブサイトに訪問するユーザーが、一番最初に着地する「ランディングページ」を最適化し、検索キーワードとコンテンツをマッチングすることで、ユーザーの意欲を損なわずにコンバージョンへとつなげる施策のことだ。
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