カラージップ・ジャパンは1月25日、白黒の2次元バーコード「QRコード」のリーダーでカラーの2次元バーコード「カラーコード」が読み込める携帯電話向けアプリケーションの開発を進め、今年春の運用開始を目指すと発表した。また、携帯電話におけるQRコードリーダー開発のトップメーカーであるメディアシークと業務提携し、日本国内のみならず全世界に共同で次世代バーコードシステムの普及・利用促進に努める。
カラージップ・ジャパンが日本における独占事業権を持つカラーコードは、2次元コードに4色(赤青緑黒)を用いたバーコードシステム。コンテンツ配信管理システムとしても使用できるほか、ロゴ、ブランド、パーソナルメッセージ、コミックキャラクターとしてデザインし、Tシャツからハイビジョン映像まで、種類も質感も異なるさまざまなメディアに掲載することが可能だ。ある程度距離が離れていてもすばやく簡単にコードを読み取ることができ、左右に70度ずつ140度以内の角度であれば斜め方向からでも、またイメージが上下逆さまであっても認識できる。アプリケーションに適するようコードのサイズを変えることもできる。
カラージップは、日本の携帯電話で最も普及しているQRコードリーダーとカラーコードリーダーを融合させることにより、さらに既存メディアとインターネットの融合がさらに幅広く容易になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力