アイビスは11月21日、FOMA用のタブ機能対応フルブラウザアプリ「ibisBrowserDX」の正式版をリリースした。正式版は有料となるが、並行して無料の「ibisBrowser」の提供も続ける予定だ。アプリのダウンロードは同社のサイトから可能だ。
ibisBrowserDXは8月9日からクローズドベータ版として配布されており、無料で制限なく利用できた。今回の正式版リリースにより有料ツールとなる。閲覧ページ数の制限がなくなる「有料モード」の利用料金は年間3000円。決済はWebMoneyのみに対応している。また、1日5ページまでの閲覧であれば無料の「お試しモード」を利用できる。お試しモードは表示ページ数に制限があるものの、有料モードと同じ機能を持っている。
有料モードの決済はWebMoneyのみに対応しており、100Kバイトアプリのため、FOMA 902i/901i/900iシリーズのみで利用可能だ。無料で提供しているibisBrowserは従来どおり提供される予定だ。
なお、ibisBrowserDXはibisBrowserとサーバを分離することで安定化、高速化が図られており、タブ機能などを追加して機能面でも強化されている。
アイビスでは今後、対応タグの増強やレイアウト再現性の向上、アプリの安定性向上、CSSやRSSへの対応などを予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」