米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、携帯電話のデータを利用した、「Mobil Landscapes」というプロジェクトを実施した。このプロジェクトでは、オーストリアのグラーツという街で収集した匿名の通話データを、コンピュータを使ってその街の地図上に重ね合わせることで、どの場所でどれだけの人が通話中かを視覚的に把握できるようなCGをつくり出している。この画像からは、通話量の多寡や、発信者と着信者の位置情報、通話中の携帯ユーザーの居場所などのデータが読みとれるようになっている。
この動的な地図は、Kunsthaus Grazで10月1日から行われる「M-City Exhibition」で展示される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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